恋物語
二つ目は…
彼の視線だ。
彼は授業中だろうが休み時間だろうが基本寝ている時が多い。
人と関わらないし、常に一人でいる。
彼は誰とも視線を合わせないし、会話もしない。
でも私はそんな彼と目が合った事がある。
それは休み時間に彼がどこかに行っていて
授業中の始まるチャイムがなったと同時に彼が入ってきた。
私は先生が来たと思ってドアの方を見たら…
彼と目が合ったのだ。
私は彼と目が合った事に驚いてずっと見ていたが、
彼は私をすっごい形相で睨んできた。