恋物語

俺は子犬に傘をさした。

俺は自分が濡れようが関係ない。


「クゥーン…」


誰か一人でもこの子犬に気付いただろ。

なのになんで誰もこの子犬によってこないんだよ。


「もっと早く傘をあげればよかったな。寒かったろ。ごめんな。」




俺がそう言ったあと俺は雨に濡れなくなった。
< 45 / 90 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop