現夢~ウツツノユメ~
「…え?」
「ぷっ。くっ!
あははははははははははははは!!!」
彼女は急に狂ったような笑い方をする。
それは僕の知る彼女ではない。
また別の邪悪な〝ナニカ〟だった。
「あははは、あーあ…
我慢できなくて思わず笑っちゃったよ。
だっていきなりそんな顔するんだもん。
もう可笑しくて可笑しくて…。
あはは、まあそりゃそうだよねー。
大事な大事な告白の真っ最中に
いきなりナイフで刺されて
笑われちゃったら、誰でも
びっくりしちゃうよねぇ。
ふふっ。
ごめんね、成宮くん。
私あなたのこと、
『大っ嫌い』だったの♪」
「ぷっ。くっ!
あははははははははははははは!!!」
彼女は急に狂ったような笑い方をする。
それは僕の知る彼女ではない。
また別の邪悪な〝ナニカ〟だった。
「あははは、あーあ…
我慢できなくて思わず笑っちゃったよ。
だっていきなりそんな顔するんだもん。
もう可笑しくて可笑しくて…。
あはは、まあそりゃそうだよねー。
大事な大事な告白の真っ最中に
いきなりナイフで刺されて
笑われちゃったら、誰でも
びっくりしちゃうよねぇ。
ふふっ。
ごめんね、成宮くん。
私あなたのこと、
『大っ嫌い』だったの♪」