現夢~ウツツノユメ~
「リク君は私の物だッ!
絶対に誰にも渡さない!

そのためには、
あんたが邪魔なのよッ!!

リク君は私だけを
見ていればいいのに…、

あんたのせいで…!

お前の所為でッ…!!」



…なにを言っているのか皆目見当も
つかなかったが彼女の表情は

苦悶と憎悪に溢れているようだった。


…僕に対するモノ…か。

もう…どうでもいい…。


…僕は少しずつ目の光を
失わせていく…。














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