「キミは誰を選ぶ?」
うわぁ、男は嫌いだけど超ワクワクする
────
おー、豪邸?豪華.....だね
じゃ、理事長室へーっ
─ ─ ─ ─
コンコン
『今日、転入して来た。
夛慈 水です。』
「入ってー」
『失礼します。』
ギィッと音がなり扉を開く
一歩足を踏み入れた瞬間
ギュッ
『やっぱ、優ちゃんか.....』
「そーだよ!」
『久しぶりーっ』
「いやぁ、イケメンですなぁ」
『だよね、思った!』
「うん (そこは無自覚じゃないんだ)
じゃ、面倒臭いから担任呼んじゃうね」
『うん』
ピンポンパンポーン
【えー、はざ〜っす。
普通科の1のSクラスの担任 宇宙先生。
10分かけて理事長室に来て下さい。
早く来てもダメです。
遅く来たら殺します。
じゃあ、しくよろー】
ブチッ
横暴だな、
『ってか蒼ちゃんなんだ』
「そーだよー」
『ってかSクラスって?』
「えっとー
1.頭脳明晰
2.運動神経抜群
3.眉目秀麗 (容姿端麗)
4.暴走族上層部
が3つ当てはまってればSクラス」
『ほほー、“この姿”なら全部だね』
「だねー。あ、これ寮の鍵〜」
『あ、ありがとー』
「最上階の一部屋だから。
分かんなかったら尞菅に聞いて?」
『おうけい』
「知ってる人だからー」
『........おうけい』