ホントのキモチ。

【ガラッ】

「あれっ…声がしたんだけどなぁ…」

入ってきたのは市谷君だった。

市谷君はそう言ってあたしの席に行った。

「涙が…」

市谷君はあたしの席を見て言った。                    「如月ぃ…居るんだろ??」
どうしよ…

「早く出てこぉい。」

もうどうにでもなれ!!

「っつ…い…ちた…に君」
「やっぱ居た。」

「さっきは…ごめんね…」
「なんで謝るんだよ。」

「だって…迷惑でしょ…」
「迷惑じゃないよ…」

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