ホントのキモチ。
「市谷君っ…好き!!なの…」

言われたとき夢かと思った。

一種のドッキリかと思った。

俺は放心状態だった。

「っ…じゃあね…ごめんねっ…」

李葆は泣いて去ってしまった。

俺は直感で『追いかけなきゃ』って思った。

李葆が居そうなとこ…

教室だ!!

俺は急いで教室に行った。
【ガラッ】

誰も居ない…

でも李葆の机は濡れていて、暖かかった。

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