天才くんは密かに甘い。
むかつくあいつ side理人
昨日の教室。。


放課後。





俺は保健室から戻って教室にかばんを取りに行った。




そんとき隣のクラスから声が聞こえたから見に行ったんだけど。



「優愛・・・・?」






優愛だった。





声は聞こえない。





でもめいっぱいに顔をあかくして朝倉とかいうやつに話しかけてる。





え。なにイラついてんの自分?





無性に朝倉がにくくなってくる。





そんな意味の分からない感情を感じたその瞬間。





朝倉が優愛に顔を近づけた。











え・・・・キスした・・・・か?





ウソだろ。



まじかよ。




っつ・・・・


俺は昇降口へ走り出した。






この意味の分からない泣きそうな気持ちをかかえて。


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