君だけをアイシテル
愛姫side

志苑「もう大丈夫だよ
相手もおってこないし…」

「そうだね」

花音「よし帰ろー」

百合「愛姫の家がもうすぐだもんね私たちも心配だからついて行くわ」

「ありがとう~」


5分後

あれ?
家の前に黒の車が置いてある

花音「ねぇーこれ誰の車?」

「わかんない」

百合「……もしかしたら」

志苑「愛姫今日上がってもいい?」

「別にいいと思うけど…」

ガチャ

義父「愛姫遅かったじゃないか
それに…生徒会のみなさんまで」

百合「今日はお邪魔させてもらってもよろしいですか?」

義父「いや……その……」

?「速水さん?どうなさったのですか?」

義父「えっと……その……」

お義父さんが焦ってる……

?「父さん先に自己紹介が先じゃないか?」

?「そうだな…速水さんお願いしてもよろしいですか?」

義父「は…い……

愛姫それに生徒会のみなさん
紹介します。

赤石圭(あかいしけい)さんと
その息子さんの夏目(なつめ)君だ

愛姫、生徒会の皆さんと自分の紹介をしなさい」


「速水愛姫です。

それでこちらが……」

百合「岡野百合です。」

花音「新島(にいじま)花音です。」

志苑「牧川(まきかわ)志苑です。」

夏目「夏目です。
・・・・・
愛姫さんこれからはよろしくね」


ん?

これからは?

百合「質問いいですか?」

夏目「どうぞ」

百合「先ほど愛姫に向かって“これからは”と言っていましたが…どういう意味合いでおっしゃったのですか」

そうだよね
私も疑問に思った。

圭「あれ?まだ言ってなかったのですか?速水さん?」

義父「あの……「婚約者がいると言われてまだ名前までは……」

圭「そうでしたか……その際に言っておきますよ


愛姫さんあなたの婚約者はすぐ目の前にいますよ」

すぐ目の前?

百合「それって……」

花音「嘘でしょ……」

なんでこのふたりはすぐに分かるのよ

志苑「愛姫わかった?」

この聞き方の志苑は私はわかったって顔だもん

夏目「クスクス」

まさか……

「まさか……夏目さんが私の……」

夏目「そうだよ

これからはよろしくね愛姫さん」



私の婚約者が決まった日でもあり…彼の狂愛
が始まった日でもある。
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