-夏の想い出-
8話 -施設-
「よぉ、悠。」
聞きなれた声が耳に入る。
「颯人―――――――!?」
「何で颯人がここにいるのっ!?」
まぁ、もちろん驚くわな。
すぐ会えるってこういうことか。
「よろしくな、裕美」
そういって颯人は裕美の肩に手をのせる。
パシッ
「え」
「裕美...」
裕美が颯人の手を振り払った。
どうして。さっきまで楽しそうに喋ってたじゃないか。
「もうアンタとは関わらない。颯人、アンタとは一生口なんか聞かないから!!」
廊下に響き渡る裕美の声。
「は。いきなりどうしたんだよ、裕美」
「さ、悠ちゃん行こう。」
颯人の言葉なんか無視して裕美は俺の手を引く。
本当にどうしたんだ――――
部屋の前まで来て俺は裕美に問う。
「なぁ...お前どうしたんだ。颯人を無視して。」
「えっ、気づいてないの。悠ちゃんが颯人を嫌うからだよ」
裕美が颯人を無視するのは俺のせい?
「別にそこまでしろとは言ってないけど...」
「いいの、悠ちゃんの為なら」
聞きなれた声が耳に入る。
「颯人―――――――!?」
「何で颯人がここにいるのっ!?」
まぁ、もちろん驚くわな。
すぐ会えるってこういうことか。
「よろしくな、裕美」
そういって颯人は裕美の肩に手をのせる。
パシッ
「え」
「裕美...」
裕美が颯人の手を振り払った。
どうして。さっきまで楽しそうに喋ってたじゃないか。
「もうアンタとは関わらない。颯人、アンタとは一生口なんか聞かないから!!」
廊下に響き渡る裕美の声。
「は。いきなりどうしたんだよ、裕美」
「さ、悠ちゃん行こう。」
颯人の言葉なんか無視して裕美は俺の手を引く。
本当にどうしたんだ――――
部屋の前まで来て俺は裕美に問う。
「なぁ...お前どうしたんだ。颯人を無視して。」
「えっ、気づいてないの。悠ちゃんが颯人を嫌うからだよ」
裕美が颯人を無視するのは俺のせい?
「別にそこまでしろとは言ってないけど...」
「いいの、悠ちゃんの為なら」