チョコレート×キャンディ
ザワザワした皆の声が聞こえてくる。
こうして見てみると、テキパキ動いてる人や喋ってる人、時計を見て焦ってる人やもう出来上がって盛り付けてる人。
いろんな行動している。
そのなかで目立つのは……
「草太何それ!?」
やっぱり、桜井君なんだよね……。
私が気にしてるってだけなのかな?
「え、リンゴだけど……」
「いやそれ下手なみじん切りじゃん! 原形留めてないじゃん!!」
「いや、どっからどー見てもうさぎリンゴじゃんか!」
ムキになってる桜井君と小岩井君。
ちょうど真ん中にある班だから、さっきのように視線も集まる。
視線のその先は、桜井君の手。
右手に水っぽい包丁と、左手にはグチャグチャになった……リンゴ?
不格好に切り刻まれたリンゴがどっさりと手に乗っている。
「食べられないよこんなの!」
「お前見た目で判断すんなよ! 美味しいよ!」
「そりゃ切っただけなんだから当たり前!」
こうして見てみると、テキパキ動いてる人や喋ってる人、時計を見て焦ってる人やもう出来上がって盛り付けてる人。
いろんな行動している。
そのなかで目立つのは……
「草太何それ!?」
やっぱり、桜井君なんだよね……。
私が気にしてるってだけなのかな?
「え、リンゴだけど……」
「いやそれ下手なみじん切りじゃん! 原形留めてないじゃん!!」
「いや、どっからどー見てもうさぎリンゴじゃんか!」
ムキになってる桜井君と小岩井君。
ちょうど真ん中にある班だから、さっきのように視線も集まる。
視線のその先は、桜井君の手。
右手に水っぽい包丁と、左手にはグチャグチャになった……リンゴ?
不格好に切り刻まれたリンゴがどっさりと手に乗っている。
「食べられないよこんなの!」
「お前見た目で判断すんなよ! 美味しいよ!」
「そりゃ切っただけなんだから当たり前!」