【完】君を振り向かせるために
「わーかばちゃんこれあげる!」
「え、え?」
困惑している彼女、風里若葉ちゃんにリボンがついた袋を手渡す
風里若葉ちゃん――
俺の1つ下の高1で
俺の好きな子
長い綺麗な黒髪で目は二重でぱっちりしてて
肌が白くてピンク色の唇が映えている
ふわふわしてて可愛くてすごくモテてるのにそれに気づいてない鈍感
でもって誰にでも優しく笑ってその気にさせちゃうから天然
そんな子に恋しちゃった俺はすっごーーく心配なわけで…
今はプレゼント攻撃中です
「あのっ、先輩…これは??」