【完】君を振り向かせるために
「…へっ?」
びっくりしている若葉をよそに
ポケットから小さい箱を取り出す
「俺さ17歳だからまだ結婚できないけど、若葉が高校卒業したら結婚したい。
だから…予約してもいい?」
「私もっ、湊と結婚したい!
ずっとずっと一緒にいたい!」
「若葉…俺と結婚してくれますか?」
ドキドキしながら言葉を発する
「―――っはい!」
「はぁぁぁぁ、よかった…
断られたらどうしようかと思った」
「断るわけないよっ」
「ほんとうはもっと綺麗なところで言おうと思ったんだけどな」
夜景とか…