幸せって、なに
お母さんは涙ぐんで
何回も何回もありがとうと言った。
私もつられて涙が滲んできていた。
「お母さん駄目なんかじゃないよ。
私といういい娘を産んで育てたじゃない。」
笑って続けた。
「これからも一緒に頑張って、
おばさんにお金返して楽しく暮らそうね。」
美沙希は思った。
今度は私がお母さんを守る番だと。
あれ以来連絡がなくなったお父さんの事は
もう忘れる事にして、
ふたりで生きていこうと。
何回も何回もありがとうと言った。
私もつられて涙が滲んできていた。
「お母さん駄目なんかじゃないよ。
私といういい娘を産んで育てたじゃない。」
笑って続けた。
「これからも一緒に頑張って、
おばさんにお金返して楽しく暮らそうね。」
美沙希は思った。
今度は私がお母さんを守る番だと。
あれ以来連絡がなくなったお父さんの事は
もう忘れる事にして、
ふたりで生きていこうと。