幸せって、なに
「キャー!!。
み、美沙希ちゃんそのナイフは何なの?」
怯えながらも冷静さを装い
「もしかして、
キャベツの外側の要らない葉を切ってくれるのかしら。」
ひきつった笑顔で言った。
「そうよ、そのキャベツ貸して。」
左手を差し出すふりをしてサッと引っ込め
「そんなわけないでしょ。
お母さんは手首を思いきり切ったのよ。
おばさんに出来る?」
「悪かったと思ってるわ。
美沙希ちゃんとお母さんに
謝ろうと思っていたのよ。」
その表情はその場しのぎではなく真剣に見えた。
だが美沙希は全然許せなかった。
み、美沙希ちゃんそのナイフは何なの?」
怯えながらも冷静さを装い
「もしかして、
キャベツの外側の要らない葉を切ってくれるのかしら。」
ひきつった笑顔で言った。
「そうよ、そのキャベツ貸して。」
左手を差し出すふりをしてサッと引っ込め
「そんなわけないでしょ。
お母さんは手首を思いきり切ったのよ。
おばさんに出来る?」
「悪かったと思ってるわ。
美沙希ちゃんとお母さんに
謝ろうと思っていたのよ。」
その表情はその場しのぎではなく真剣に見えた。
だが美沙希は全然許せなかった。