雨のような愛を君に
「なぁ、琉羽。」

「なんだ。」

「お前、西野のこと好きなのか?」

ぶっと飲んでいたスポーツドリンクを吹き出した。

「おい、大丈夫かよ。」

「げほっげほ…っ、お前が変な事言うからだろ!?」

「変なこと?」

「西野のこと好きとかなんとか…」

「違うのか?」

「ち、ちげえよ。」

「ふーん…。」


この気持ちは好きなんかじゃねえよ。
なんか気になるだけだ。
そう、気になるだけなんだ。
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