エリート同期は意地悪がお好き
「…司、大丈夫?…ちょっ、司///」
…周りから沢山の視線がおくられて、私の顔は真っ赤だ。
無理もない。
心配する私を突然ギュッと抱きしめたのだ。
「…司!恥ずかしいから、離して!みんなに見られてるよ⁈」
「…いいよ。…朱莉は俺だけのモノなんだから」
「…司!」
「…もう少し」
「もぅ!意地悪!」
バタバタともがく私を、ようやく離した司。
わたしは思わず溜息をつく。
「…朱莉、可愛い」
「…バカ」
そう言ってそっぽを向くと、司はフッと笑い、私の肩を抱き寄せると、奥に進む。
…パーティーが始まった。
どうやら、このパーティーは、黒澤コーポレーションの創立記念パーティーだったらしい。
…時々視界に入る黒澤社長は、沢山の来客に、順番に挨拶に回っている。
…全ての挨拶が終わり、再び私の元へやったきた。
…こんな時に、司は、黒澤社長のお父さん、黒澤会長に挨拶に行っている。
「…司は?」
「…黒澤会長に挨拶に行ってます」
「そう…こんなに綺麗な婚約者を放っておいていくなんて、まだまだですね」
…周りから沢山の視線がおくられて、私の顔は真っ赤だ。
無理もない。
心配する私を突然ギュッと抱きしめたのだ。
「…司!恥ずかしいから、離して!みんなに見られてるよ⁈」
「…いいよ。…朱莉は俺だけのモノなんだから」
「…司!」
「…もう少し」
「もぅ!意地悪!」
バタバタともがく私を、ようやく離した司。
わたしは思わず溜息をつく。
「…朱莉、可愛い」
「…バカ」
そう言ってそっぽを向くと、司はフッと笑い、私の肩を抱き寄せると、奥に進む。
…パーティーが始まった。
どうやら、このパーティーは、黒澤コーポレーションの創立記念パーティーだったらしい。
…時々視界に入る黒澤社長は、沢山の来客に、順番に挨拶に回っている。
…全ての挨拶が終わり、再び私の元へやったきた。
…こんな時に、司は、黒澤社長のお父さん、黒澤会長に挨拶に行っている。
「…司は?」
「…黒澤会長に挨拶に行ってます」
「そう…こんなに綺麗な婚約者を放っておいていくなんて、まだまだですね」