エリート同期は意地悪がお好き
4.能ある部長に気をつけろ
「…朱莉、起きろ」
「・・・う~ん」
「・・・ったく。遅刻しても知らないぞ」
「・・・ふぇ?・・・」
まだ、まどろみ中の私の耳に、そんな声が聞こえて、飛び起きた。
・・・またしても、しっかり身支度を整えてる司。
…方や、低血圧で、朝がめっぽう弱い私は、やっと起床。
慌ててベッドから起き上がり、時計を見ると・・・
「…司!ウソついたでしょ?!」
と、怒った声で司に言い放っていた。
だって、出社するまでには、まだまだ時間があった。
そんな私を可笑しそうに眺め、笑っている司。
「だってお前、優しく起こしたって起きねえじゃん」
そう言ってにんまり笑った。
・・・まぁ、確かにそうだけど。
「…起こしてくれて、ありがとう」
…起こしてくれた事には、感謝しなければならない。
起こしてもらわなかったら、たぶん、何時までも起きてなかっただろうから。
「正直でよろしい」
そう言ってニコッと笑った司は、私にチュッとリップ音を鳴らしてキスをした。
「・・・う~ん」
「・・・ったく。遅刻しても知らないぞ」
「・・・ふぇ?・・・」
まだ、まどろみ中の私の耳に、そんな声が聞こえて、飛び起きた。
・・・またしても、しっかり身支度を整えてる司。
…方や、低血圧で、朝がめっぽう弱い私は、やっと起床。
慌ててベッドから起き上がり、時計を見ると・・・
「…司!ウソついたでしょ?!」
と、怒った声で司に言い放っていた。
だって、出社するまでには、まだまだ時間があった。
そんな私を可笑しそうに眺め、笑っている司。
「だってお前、優しく起こしたって起きねえじゃん」
そう言ってにんまり笑った。
・・・まぁ、確かにそうだけど。
「…起こしてくれて、ありがとう」
…起こしてくれた事には、感謝しなければならない。
起こしてもらわなかったら、たぶん、何時までも起きてなかっただろうから。
「正直でよろしい」
そう言ってニコッと笑った司は、私にチュッとリップ音を鳴らしてキスをした。