エリート同期は意地悪がお好き
最初は痛がっていた朱莉だったが、段々と、痛みが消えていく…

痛みに耐えていた顔は、次第に蕩けそうな表情に変わって…

何度も、何度も、朱莉を求めてしまった。

…我ながら、ちょっとやり過ぎたと反省しつつ。

…でも、疲れきって眠る朱莉を抱きしめていることが、この上なく幸せだった。

…これで本当に、朱莉を全て手に入れた。

もう、一生、朱莉を手放せないと、その想いを抱きしめる腕に込めて朱莉をギュッとして、俺も目を閉じた。

…明日の朝、朱莉はどんな反応をするだろう。

考えると、少し笑えた…
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