俺の彼女はいつになったらデレるのですか?!
「それにしても、ホームルームうるさかったな。」

「すいません。そんなにうるさかったですか?」

俺は話をすこし反らした。

「お陰で元教え子だったってバレたしな。」

まあ、隠すことでもないしやましい関係…では…ないからな…。

一応な。

「アハハ…。まあ良いじゃないですか。小鳥ちゃん先生」

桜はからかって笑っている。

「小鳥言うなし…。」

「刷り終わりましたね。間に合って良かったです。私走って持ってくんでお先に失礼します。」

そう言って出来上がったパンフレットを持って走っていく。

責任感強いところ…変わってないな…。

桜の良いところ。無理はするなよ。

心のなかで思ったことだった。
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