俺の彼女はいつになったらデレるのですか？！

家に入るときちんと掃除がされていてきれいない所だった。

「きゃん！」

何かが鳴いた声がする。

下を見るとパピヨンだろうか犬がいた。

犬は俺に尻尾を振って寄ってくる。

「え…。俺犬がいるなんて聞いてない！ちょっ…！来るなって！」

昔犬に追いかけ回された事がある俺は犬が得意ではない。

犬から逃げたいと思うが、俺の腕のなかにいる桜の方が大事なわけで我慢して家のなかに入る。

ベッドを見つけて寝かせた。

犬は俺に尻尾を振ったまま足元にすりよってくる。

「ほんとに犬は苦手なんだよ…」

行くとこ行くとこついてきてたまったもんじゃない。

俺はそのまま帰ろうとした。が、桜を見るとすこし汗をかいていた。