俺の彼女はいつになったらデレるのですか?!
★将夜side★

桜の無防備な格好を見てしまってすこし緊張してしまった。

バレないようにシャワーを促した。

その間うどんを作っておこうと台所を借りる。

すると懐かしいものが目に入った。

「こ…これ…。」

俺が昔書いた桜への手紙。

まだ持ってたのか…。中身を見ようとする気にはならなかった。と言うより…

「…す…捨てたい…。」

俺の本音が詰まった恥ずかしい手紙だからだ。

桜には悪いが俺が処分させていただきたい…。

今でも思いは変わってないのは事実。

だから俺はその手紙をポケットに押し込んだ。
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