俺の彼女はいつになったらデレるのですか?!
桜がてきぱきと掃除をしている中俺はパソコンと格闘していた。

明後日までに仕上げなければならない資料の作成である。

担任業務は忙しいのだ。

よりによって今年は修学旅行もあるからな。

受験生(高3)を受け持つ先生の方が何倍も大変なんだろうな…。

それに比べたらまだ俺はペーペーなのかもな。

「小鳥遊先生!見てください!こんなにみちがえりましたよ!」

気がつくとお昼の12時、桜が来たのは9時くらいだから…3時間かけて掃除をしてくれたなんて…。

「ありがとう。そろそろ昼だしお礼もかねて何か奢るよ。」

そう言うと桜は笑顔で

「お寿司でお願いします!」

と言ってくるのであった。
< 59 / 71 >

この作品をシェア

pagetop