俺の彼女はいつになったらデレるのですか?!
仕事も終わり小鳥遊先生と待ち合わせの場所に来ていた。

「すまん。遅れて…。」

学校では異常に敬語だったのに対して今は昔みたいな言葉遣いだった。

「大丈夫ですよ。それより初日で飲みに行こうなんてビックリなんですけど…何かありましたか?」

私は気になっていたことをぶつけてみた。

「あ…いや…別に意味はないけど…。懐かしいひとだから…つい…。」

何かを誤魔化そうとしているのか言葉が所々詰まっている。

「そうですか。とりあえず移動しましょうか。」

そう言って私たちは店に向かった。
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