おわりの音が響いた

 「選ばなければならない日は時期にくるよセツナ。僕も兄上もそれを望んでいる。その為の戦いだ」

 狂った愛がそこにあった。

 たった一人の為に、大きなモノが動く。

 そして、それはもう止められない。

 その日は近いと二人は笑う。

 「セツナ、私のセツナ」

 「僕のセツナ、早く傍に置きたい」

 「「愛しいセツナ」」
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