もう遅すぎた恋
『えっお、おいっ!?何やってんだよ!!』

 私は、涙を目にためながら、それでも笑顔になって叫んだ。

『待ってて!私もすぐそっちにいくからっ!』



 その後けっきょく救命ボートは来ずに、5分もしないうちに船は沈んでしまった。





 そして前世の私は、息絶えた。
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