残念なイケメン
②
その日は、朝からあたまが痛くって、でも、体育は大好きなサッカーだったから無理して学校にきた。
『ももりん、顔色悪くない?』
1番最初に体調の異変にに気づいたのはやっぱり、嵐山大和だった。
「大丈夫。あたまが痛いだけだから。」
『体育休みなよ』
珍しく真剣な眼差しであたしをみる。
くぅ、やっぱ、顔はかっけぇな…
なんてことを思いながら答える
「ありがと。でも、サッカーだもん!キツくなったらやめるから」
嵐山大和は、心配そうにあたしを、見つめていた