君はHERO

「なーに?俺の話してんの?」

「 「 「 倉本!」 」 」

3人は口を揃えて名前を呼んだ。

「倉本、唯未には手出しちゃダメだからね!」

「唯未ちゃん?かよろしくな」

そう言い私の頭をクシャっとした。
顔が赤くなってのぼせて行くのがわかった。

「ほらー倉本のせいで唯未緊張しちゃってんじゃんー」

「ごめんな?唯未ちゃん。」

「だっ…だだだだ大丈夫ですっ」

緊張しているのが丸分かりで
声が裏返っていた
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