碧
「あのね、いいづらいんだけど…」
申し訳なさそうに少しうつむくと
意を決したように顔を上げ
「私じゃなくて、部活の友達…なんだよね」
………………
「え?」
杏菜ちゃんといえばなかなかの強豪校であるうちの高校の野球部マネージャー。
しかもそれを一人でこなしている。
一人しかいないということは…
「………男の子?」
申し訳なさそうに少しうつむくと
意を決したように顔を上げ
「私じゃなくて、部活の友達…なんだよね」
………………
「え?」
杏菜ちゃんといえばなかなかの強豪校であるうちの高校の野球部マネージャー。
しかもそれを一人でこなしている。
一人しかいないということは…
「………男の子?」