遥か~新選組桜華伝~




けれども……



そのお兄さんとは出会えないまま


何度も何度も桜の季節は訪れた。




時が巡るうちにいつしか


彼の記憶さえも薄れていき、




気づけば私は


16歳になっていた─────・・・

















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