【短】アイツの秘密
「じゃっ!!」

先輩は私をソファに倒した。

「いたっ」

「あんま生徒会長を甘くみなほうがいいよ♪」

先輩は、ニヤリッと微笑んだあと股の内側の部分を触ってきた。

「あっぁんっやっ」


自然と声が零れてしまう。

私は、口を手で覆った。


「…手邪魔……」

不機嫌な顔で私を睨んできた。

「邪魔ならもうやめてくださいよ!」

「それは無理だな。なんでそんなに嫌がんだよ!普通の女だったら俺がソイツに好意もってなくても、やってあげただけで喜ぶのに。あんたには、好意だって抱いてるし、今だってやろうとしてんだろ?お前まじ変わってるよ。こんなに嫌がる理由なんてあんのかよ」







『好きだ馬鹿』

――――…奏多







「私にだって……ありますよ…………好きな人がいるんです」

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