ぎゅってしてもいいですか。
【第九章】☞ 一緒にお勉強会

>>42 勉強は苦手です















────あー、もーどーしよ。



私ってば、まだこの間のダブルデートの余韻が残っちゃってる。




……いろんなことありすぎて……混乱。



でも最高に嬉しくて最高に楽しかったなぁ……。



思い返してもまだ足りないくらい。







「おいっ!月乃!もうすぐ期末試験だろ!ボケっとすんな!」




……ってずっと浸っているわけにも行かず。


あぁ、先生の怒号が。




今は五時間目のちょうど眠い時間。


しかもその上すごぉーく眠い授業内容の地理・公民・歴史で。



「よし、罰としてここの問題解いてみろ」



あらま、ふふんと得意気な顔。

もう薄くなりすぎてるバーコードの頭を揺らし、ドヤっと決めて。



あの、先生、馬鹿にしてます?


これくらい解けますって。






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