ぎゅってしてもいいですか。
「わ、私もっ、イロイロ……想像しちゃったもん……っ」
うわあああああああ。言っちゃった……。
永澤くんは目を大きく見開いてる。
そんな永澤くんに畳み掛けるようにして続けた。
「き、キスとか……ぎゅーとか……その他も、いっぱい……。
期待しちゃたもん……。永澤くんと同じだもん……っ!」
勇気を振り絞り、思い切って、永澤くんの隣へ。
ちょっと離れた距離だけど、近くに行った。
……今、絶対顔真っ赤だ。