ぎゅってしてもいいですか。










────グイッ。






刹那、手を後ろに引かれた。






「わっ……!」




小さく悲鳴を上げ、仰向けに倒れそうになる。



ベッドの上に尻もちをつき、何かにぎゅっと包み込まれた。




「────永澤くんっ……?」




背後から抱きしめられ、永澤くんのぬくもりを感じて。




……なんで?起きてたの……?




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