Trick or Loveー好きって言わなきゃイタズラするぞ
すると侑斗はなぜかクスリと笑った。
ドキンーー
私の心臓が大きく跳ねる。
絶対、私の方が好きだ、これ…。
「まぁ、せっかく来たんだし、俺の家でも来るか?ここから近いし。」
侑斗のその言葉に私の顔は赤くなる。
「え…いいの?」
お家デートとか、望んでもなかったよ?嬉しいけど緊張するよ…
「いいよ。別に。変にブラブラするよりよっぽど楽だ。」