Trick or Loveー好きって言わなきゃイタズラするぞ




「お待たせ。」




ちょうどそこでジュースを持った侑斗が入ってきた。





「ありがと…」




言うんだ、私。



深呼吸をしてから侑斗の瞳を見つめた。




「ゆ、侑斗!」




「ん?なに?」




そして私は口を開いた。




「好きって言わなきゃイタズラするぞっ!」




ダメもとで発した言葉。



侑斗はポカンとした。




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