【短編】ご主人様は生徒会長
「ここが生徒会室」
生徒会室のドアは教室や部室のような左右に動くドアじゃなくて、綺麗な塗装が塗ってる扉だった。
その扉を立花さんがひく。
「生徒会長ってどんな人なんですか?」
私が言うと、立花さんは私の方を向いた。
「男の人よ。…そうね、世間一般で言う、イケメンってやつかな。ファンクラブもあって、私はその部長もやってて、大変なの」
「ファンクラブ…」
す、すごい人気なんだなあ…。
「ちなみにファンクラブは部活じゃなくて同好会みたいなものなんだけどね」
「座ってて。 今お茶入れるから。 紅茶?コーヒー?」
「ふたりとも紅茶ですー」
と、実花ちゃん。
座ってて、と言っても高そうなソファーと、奥にある…なんていうか社長が座るような椅子しかない。
実花ちゃんと一緒にソファーに座り、紅茶が出された。
お礼を言って飲む。うわあ…美味しい!
「アップルティーなんだけど、飲めるかな?」
「はじめて飲みました! 美味しい!」
アップルティー、なんて洒落たものがあるんだなあと思い、ゴクゴクと飲む。
さっき家庭科部の体験入学で作ったケーキと合いそうかも!
生徒会室のドアは教室や部室のような左右に動くドアじゃなくて、綺麗な塗装が塗ってる扉だった。
その扉を立花さんがひく。
「生徒会長ってどんな人なんですか?」
私が言うと、立花さんは私の方を向いた。
「男の人よ。…そうね、世間一般で言う、イケメンってやつかな。ファンクラブもあって、私はその部長もやってて、大変なの」
「ファンクラブ…」
す、すごい人気なんだなあ…。
「ちなみにファンクラブは部活じゃなくて同好会みたいなものなんだけどね」
「座ってて。 今お茶入れるから。 紅茶?コーヒー?」
「ふたりとも紅茶ですー」
と、実花ちゃん。
座ってて、と言っても高そうなソファーと、奥にある…なんていうか社長が座るような椅子しかない。
実花ちゃんと一緒にソファーに座り、紅茶が出された。
お礼を言って飲む。うわあ…美味しい!
「アップルティーなんだけど、飲めるかな?」
「はじめて飲みました! 美味しい!」
アップルティー、なんて洒落たものがあるんだなあと思い、ゴクゴクと飲む。
さっき家庭科部の体験入学で作ったケーキと合いそうかも!