恋物語…その後の二人


「もう少しだけ…このままで…」



「…分かったよ」







☆ ☆ ☆



私たちはいつまでそうしてたか分からない


一時間?三十分?いや、十五分かもしれない…




「神田そろそろ…」



「ん。分かった」


そう言って私は神崎から離れた。


「神田大丈夫か?」


「神崎がすぐ来てくれたから大丈夫だよ」



「いや、もう少し早く来てればお前が泣く事は無かったんだ…」



「ううん。大丈夫だから」


「そっか…」




神崎は優しいから私がこうなったのも自分のせいだと責任を感じているんだよね。


神崎のせいじゃないのに…


用事があったから神崎がいなかったのは仕方なかった事だから私は大丈夫なのに…



「外もう暗いから送っていく」

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