【短編集】とびっきり、甘いのを。




このテレビ好きそうだな、とか。

今何してるのかな、とか。



そして寂しくなって、どうしようもなく会いたくなって。


キミと喋った時のことを思い出しただけで、ドキドキして。



ジリジリ照りつける太陽に、私の頬も暑くて。





「あれ、奈々?」





そんな声に振り返ったそこにいたキミの姿に、目を見開いた。






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