好きの代わりにサヨナラを《完》
急にどうしたんだろう。
学校帰りのあたしは制服を着て荷物を持ったまま会議室に入る。
部屋には椅子とテーブルが並べられていて、もうほとんどのメンバーが着席していた。
まだ美憂の姿はない。
美憂と並んで座れるように、あたしは二人分の椅子が空いている一番後ろの列に座った。
「今日は大切な話がある」
険しい表情で会議室に入ってきたマネージャーは、「おはようございます」と挨拶したあたしたちに応えることなく話し始めた。
美憂が来ていないのに始まってしまった。
あたしは彼女と連絡がとれるように、スマホをテーブルの上に置いた。
学校帰りのあたしは制服を着て荷物を持ったまま会議室に入る。
部屋には椅子とテーブルが並べられていて、もうほとんどのメンバーが着席していた。
まだ美憂の姿はない。
美憂と並んで座れるように、あたしは二人分の椅子が空いている一番後ろの列に座った。
「今日は大切な話がある」
険しい表情で会議室に入ってきたマネージャーは、「おはようございます」と挨拶したあたしたちに応えることなく話し始めた。
美憂が来ていないのに始まってしまった。
あたしは彼女と連絡がとれるように、スマホをテーブルの上に置いた。