カラコン
「後悔してないの?」
さとみが心配する
「結局私達ブス呼ばわりされただけ!?」
めぐみが切れる
次の日
学校で昨日のことを
廊下の端で喋る
朝のHRは本当に辛かった
別れても
クラスメイトには変わりない
当たり前に顔を会わせ
当たり前に同じ授業を受ける
前から二番目の席のアタシに
一番後ろの彼氏
目を合わすことはない
だけどそれも意外とキツい
昨日はやっぱり嘘だった
そんな言葉を何度も期待していた
だけどそんなことが
あるわけなかった