ソラは今日も喧嘩中
どこにいても
* ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ *
1人ブランコに揺られながら、アイスを食べる。
きぃ、きぃ、と、虚しく軋む音だけが酷く耳に残る。
「はぁ。」
さっきのことを思い出す。
「大空!」
そう声をかけるのに、バスケ部のマネージャーと声がかぶった。
そして、私をちらりと見たその子は、すぐに大空に駆け寄った。
私は、足が止まってただその背中を見送った。
マネージャーだからだろうか、それとも......
そんなことを考えていると、
「こーにちゃんっ」
そう言って背中を叩いたのは、羽山くんだった。
羽山くんは隣のブランコに座り、持っていた赤い缶を開けた。
プシュッと威勢のいい音がして、ごきゅごきゅと豪快に飲み出す。
ぷはー!っと、風呂上りの牛乳のような飲みっぷりだ。
「で、何があったの?」
私の方は見ずに、優しい口調で問いかけてきた。
1人ブランコに揺られながら、アイスを食べる。
きぃ、きぃ、と、虚しく軋む音だけが酷く耳に残る。
「はぁ。」
さっきのことを思い出す。
「大空!」
そう声をかけるのに、バスケ部のマネージャーと声がかぶった。
そして、私をちらりと見たその子は、すぐに大空に駆け寄った。
私は、足が止まってただその背中を見送った。
マネージャーだからだろうか、それとも......
そんなことを考えていると、
「こーにちゃんっ」
そう言って背中を叩いたのは、羽山くんだった。
羽山くんは隣のブランコに座り、持っていた赤い缶を開けた。
プシュッと威勢のいい音がして、ごきゅごきゅと豪快に飲み出す。
ぷはー!っと、風呂上りの牛乳のような飲みっぷりだ。
「で、何があったの?」
私の方は見ずに、優しい口調で問いかけてきた。