ソラは今日も喧嘩中
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バスに揺られること30分、隣のこにちゃんは酔うからと言って、眠ってしまった。

暇だなあ。

急にバスがカーブに差し掛かり、力を入れないと倒れてしまいそうだった。

「おっと。」

力を抜いた瞬間、肩から優しい香りがした。

こにちゃんが、俺の肩に頭を乗せて、すやすやと眠っている。

急に暑くなってきた。

バスの空調のせいではない。

自分の顔がみるみる赤くなるのを感じた。

「っ〜〜!」

それから一時間ほどこの状況に耐え、いつしか俺も眠っていた。
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