ソラは今日も喧嘩中
* ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ *
「...なんかさぁ、前の席静かじゃない?」
「そうだねぇ、こにちゃんと大空くんなのにねぇ。」
あの二人が一緒にいて、静かなほうが気持ち悪い。
入学してから一週間だが、それくらいはわかる。
こっそり腰を浮かし、前を覗くと、
わぁお。
咲子をつついて、前を指さす。
すると、咲子も同じ体勢で覗きこむ。
「...嫌いなんて、嘘だよねぇ。」
さっきよりも声を小さくした咲子がニコニコと話す。
「そんなの、鼻っからわかってるわよ...」
同じ声のボリュームで返した。
大空の肩に頭を乗せ、すやすやと眠るこにちゃんの上に自分の頭を乗せる大空。
大空もすやすやと気持ち良さそうだ。
「....そら.....ばか......ふふ」
腰を下ろした矢先、前から確かにそう聞こえたこにちゃんの声。
「.....こにちゃん....」
寝言に寝言が応えた。
仲良しも大概にしなさいよね...。
「...なんかさぁ、前の席静かじゃない?」
「そうだねぇ、こにちゃんと大空くんなのにねぇ。」
あの二人が一緒にいて、静かなほうが気持ち悪い。
入学してから一週間だが、それくらいはわかる。
こっそり腰を浮かし、前を覗くと、
わぁお。
咲子をつついて、前を指さす。
すると、咲子も同じ体勢で覗きこむ。
「...嫌いなんて、嘘だよねぇ。」
さっきよりも声を小さくした咲子がニコニコと話す。
「そんなの、鼻っからわかってるわよ...」
同じ声のボリュームで返した。
大空の肩に頭を乗せ、すやすやと眠るこにちゃんの上に自分の頭を乗せる大空。
大空もすやすやと気持ち良さそうだ。
「....そら.....ばか......ふふ」
腰を下ろした矢先、前から確かにそう聞こえたこにちゃんの声。
「.....こにちゃん....」
寝言に寝言が応えた。
仲良しも大概にしなさいよね...。