ソラは今日も喧嘩中
* ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ *
教室の適当なところに集まって弁当を広げる習慣のあるお昼。
席替えをする度にグループの位置が若干変わるが、今はこにちゃんグループと少し近いところに俺はいた。
聞こうとしたんじゃない、聞こえただけ。
こにちゃんが、告白された。
ブシュッ!
飲んでいた紙パックを思わず握り潰してしまった。
そういえば昨日、俺のせいでとか言ってたな....
いやいや、むしろ俺に被害でてるだろ。
こにちゃんが告白されるだなんて、俺にとってはbadすぎる話題だった。
しかし、俺がどうこう言える立場ではない。
大人しく聞いていると、
「断ってくる!」
そう言って駆け出すこにちゃんの背中。
凄まじい回復力を見せた彼女の脚は、この間の捻挫など記憶から消えているようだった。
「おい!大空!片付けろあほ!」
あ、そうだ、動揺してこぼしたんだった。
電球が雑巾を二枚持っている。
そのうち一枚を俺に投げつけて、電球も一緒に拭いてくれた。
教室の適当なところに集まって弁当を広げる習慣のあるお昼。
席替えをする度にグループの位置が若干変わるが、今はこにちゃんグループと少し近いところに俺はいた。
聞こうとしたんじゃない、聞こえただけ。
こにちゃんが、告白された。
ブシュッ!
飲んでいた紙パックを思わず握り潰してしまった。
そういえば昨日、俺のせいでとか言ってたな....
いやいや、むしろ俺に被害でてるだろ。
こにちゃんが告白されるだなんて、俺にとってはbadすぎる話題だった。
しかし、俺がどうこう言える立場ではない。
大人しく聞いていると、
「断ってくる!」
そう言って駆け出すこにちゃんの背中。
凄まじい回復力を見せた彼女の脚は、この間の捻挫など記憶から消えているようだった。
「おい!大空!片付けろあほ!」
あ、そうだ、動揺してこぼしたんだった。
電球が雑巾を二枚持っている。
そのうち一枚を俺に投げつけて、電球も一緒に拭いてくれた。