ソラは今日も喧嘩中
桜の家の前に到着した。

しかし、桜が何かを思い出したようだった。

「あ、今日二人ともいないんだった。」

「もしかして、また鍵忘れてきたの?」

「....」

またってことは、桜よくやらかすのかな?

抜けてるところが見れたのは、新発見かもしれない。

そんな桜もたまにはいいなと思った。

しかしまぁ、入れないのではしょうがない。

帰ろう。

「んじゃあ、咲子んちいこっか。」

今、そう言ったのは咲子ではない。

桜だ。

二人は、お互いの家を自分の家のようにしてるよなぁ。

そんな二人を少し羨ましくなりながら、咲子のおうちにお邪魔した。
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