ソラは今日も喧嘩中
* ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ *
「優馬さん...」
寝言でまでお兄ちゃんのこと呼んでる。
桜ったら...。
私、知ってるよ、桜の気持ち。
少しのどが渇いたので、水を飲みに下に降りると、
「あれ、お兄ちゃん、おかえり、帰ってたんだ。」
「ただいま。
友達が飲み始めちゃって、俺はそういうの...ちょっと、な。」
知ってるよ、優しくて、真面目。
そういうことは、絶対にできない人だもんね。
私の大好きなお兄ちゃん。
お兄ちゃんが私に言ってくれる“大好き”とは、違う“大好き”って気持ち。
みんなにはふざけて、ただの兄弟愛にしか見えないようにしている。
兄弟ってだけで、毎日一緒にいれるんだから、私はそれでもう満足。
本当の意味は伝えられなくても、大好きもいっぱい言えるから。
それに
「もっと早く帰ってきてれば桜とご飯食べられたのに。」
ミネラルウォーターを飲んでいたお兄ちゃんは、明らかにむせ返った。
「...え。今日、来てたのか。」
「うん、こにちゃんも一緒に。
今日は泊まっていくよ。」
「そっか。うん、そっか。」
あからさまに嬉しそうなお兄ちゃん。
わかってるよ、桜のこと、大好きだもんね。
「優馬さん...」
寝言でまでお兄ちゃんのこと呼んでる。
桜ったら...。
私、知ってるよ、桜の気持ち。
少しのどが渇いたので、水を飲みに下に降りると、
「あれ、お兄ちゃん、おかえり、帰ってたんだ。」
「ただいま。
友達が飲み始めちゃって、俺はそういうの...ちょっと、な。」
知ってるよ、優しくて、真面目。
そういうことは、絶対にできない人だもんね。
私の大好きなお兄ちゃん。
お兄ちゃんが私に言ってくれる“大好き”とは、違う“大好き”って気持ち。
みんなにはふざけて、ただの兄弟愛にしか見えないようにしている。
兄弟ってだけで、毎日一緒にいれるんだから、私はそれでもう満足。
本当の意味は伝えられなくても、大好きもいっぱい言えるから。
それに
「もっと早く帰ってきてれば桜とご飯食べられたのに。」
ミネラルウォーターを飲んでいたお兄ちゃんは、明らかにむせ返った。
「...え。今日、来てたのか。」
「うん、こにちゃんも一緒に。
今日は泊まっていくよ。」
「そっか。うん、そっか。」
あからさまに嬉しそうなお兄ちゃん。
わかってるよ、桜のこと、大好きだもんね。