ソラは今日も喧嘩中
思い出しただけでも、脳みそが沸騰しそうだ。

「ねぇ、大丈夫?

桜に隈があるの、初めて見た。

具合悪いの?」

こにちゃんは、さっきよりも心配そうな顔でこちらをのぞき込む。

「大丈夫よ。

...ていうか、こにちゃん、納豆腐い!

あんた歯磨きしてないでしょ!?」

そう言うと、思い出したかのようにあっ!と口を塞いだ。

「ごめん〜、学校着いたら歯磨きする。」

そう言って、ずっと口を塞いでいた。

「こにちゃんこそ、大丈夫?

大空と上手くやるんだよ。」

そう言うと、完全に忘れていたようで、こにちゃんの顔がサーッと青くなっていくのが見えた。
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