ソラは今日も喧嘩中
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学校に着くなり、私は歯を磨いていた。

できれば、大空が来る前に、教室に入っていたい。

席に座って、予習でもして、大空が来たら、何気なくおはようって言うんだ。

あ、でも予習なんかしてたら逆に変かな?

うーん。

朝から無い脳味噌をフル回転させながら、歯を磨いていた。

すると、

「こにちゃん、おーはよ。」

そう言ってきたのは、大空だった。

思わずむせ返ってしまった。

「けほっごほっ!お、おは..よ。」

そう言うと、ニンマリと笑う大空。

「なに?キスされる準備?」

そう言って、去って行った。

こいつ...私が普通にしようと思ってたのに、何でわざわざ掘り返すの!?

「違うから!!!」

全力で背中に向かった叫んでやった。
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