学校の七不思議~逃ゲラレナイ恐怖~
健都があたしの横でニコッと笑い、前に進み出た。
「おし、決まりだな!」
「「「「「「おー!!」」」」」」
そこから先は、健都があたしの代わりに中心となり、相談タイム。
「んじゃ、今夜8時に集合」
今夜8時に、学校集合。
懐中電灯は、1人に1つは持っている事にした。
「あのさ… この学校の七不思議って、どんなのがあるの?」
莉緒がおずおずと聞いて来た。
「それなら、この紙に書いてある」
あたしは、4枚目の紙の内容を見た。
皆も、あたしの手に持っている紙の内容を覗き込んだ。
実はこの紙、さっきの授業でざっと内容を確認しておいた。
最後の4枚目の紙には、七不思議の内容とルールが書かれていた。